百舌鳥・古市古墳群世界文化遺産に登録される。

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大阪府にある百舌鳥・古市古墳群が世界文化遺産に登録されることになりました。
地元、堺市などが沸いているようです。
これにより、保存整備などが優先的にされるようになるのはよいことだと思います。
しかし、少し気になったので、調べてみましたが、世界遺産に登録されたところで、ユネスコから補助金が出るわけではないようですね。
それどころか、下手をすると、取り消されることもあるそうです。

では、メリットは何なのかと言うと、世界的に有名になり、観光客が増えるということです。
当然、観光客が増えると地元経済が潤ったり、道路などの周辺整備が期待できます。
しかし、ピラミッドのように途中まで登れたり、内部に入れるような建物ならともかく、これらの古墳群は大半が立入禁止という場所です。
しかも、近くから見ても、湖の中に島がある程度にしか見えません。
さらに言えば、被葬者やいつ作られたかということさえ不明なことだらけで、誰も説明ができません。
そんな世界遺産を見に来る人間が大勢いるのでしょうか?
大勢来たとしたら、逆に静謐で神聖な空間が乱されるように思います。

せめて、高台から全体が見渡せるような施設が必要ではないでしょうか?
あと、色々と難しいのかもしれませんが、宮内庁は年代の特定や、形状の分析など、天皇陵のある程度の調査を認めるべきではないでしょうか。
天皇陵の比定については、間違っているものが多いと聞きます。
陵墓だけに発掘調査は難しいのかもしれません。
しかし、祈りを捧げるにも、違う天皇を祀るのは、被葬者に対してかえって失礼ではないでしょうか。

別におめでたいことにケチをつけるつもりはないですが、なんだか心配になりました。
いい方向で盛り上がればくれることを祈ります。

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