タピオカブームが一過性に終わらないといいのですが……

雑記

日本人はブーム好き

今、タピオカが大人気で、数多くの派生商品が誕生し、一大ブームとなっています。
日本人はブームが好きですね。
「熱しやすく冷めやすい」とか「同調圧力に弱い」などと、非難されることもありますが、別に本人たちが楽しんでいるならそれでいいのではないでしょうか。
資本主義国家なんだから、消費が増えて、経済的にもプラスになるのも悪くはありません。
誰の言った言葉か忘れましたが、「ブームに踊らされる者は愚かだが、ブームに参加しない者はもっと愚かだ」という言葉があったはず。
昔と違い、今はネットがあるので、テレビや雑誌が一斉に取り上げて、みんながワーッと飛びつくことは減っているのかもしれませんが、反対にネット発のブームなんかもあります。

ブームが定着すればいいのですが

しかし、ブームが終わったあとに、焼け野原が広がり、ペンペン草も生えないというようなことになるのはいただけません。
これまでも、似たようなことが何度もありました。
古くはダッコちゃんブームとか、たまごっちブームなんていうものもありました。
F1ブーム、若貴兄弟による相撲ブーム、武豊とオグリキャップによる競馬ブーム、発足直後のJリーグブーム、ナタデココブーム……など、挙げて行けばキリがありません。このうち、いくつがその後も人気を維持していると言えるでしょう?
競馬なんかは女性が押し寄せることになった結果、施設がきれいになるという恩恵がありました。
しかし、これは半分国営企業のような存在で、資本を持っているJRAだからできたことでしょう。
ダッコちゃんなど、今は見る影もありません。
たまごっちは一時リバイバルブームがあったようで、一周回ると懐かしくなって手に取るという傾向もあるようですが……

元からの愛好家を馬鹿にするな

一番嫌いなのは、ブームが去ったあとに昔からの愛好家が、古い、ダサいなどと馬鹿にされることです。
例えば、昔、ティラミスブームというのがありましたが、ブームになる前からティラミス好きだった人はたくさんいるはず。
その人がブーム終了後にティラミスを食べているのを見て、「古ーい、今どきティラミス、食べてる!」と笑いものにする奴が個人的に許せません。
元からの愛好家も、ブームの乗っかっただけの尻軽な連中に笑われたくないでしょう。
Jリーグブームのときもそうでした。
昔からのサッカーファンが、一部のルールさえ知らないミーハーたちに押しのけられて、チケットがなかなか取れませんでした。
幸い、最終的にはワールドカップの招致にまで成功し、日本にもサッカー文化が根付いたから良かったものの、ブームを毛嫌いして、一時サッカー観戦から離れた人間だっているはず。
各地に作られたスタジアムはその後、採算が取れているのでしょうか?

個人的な経験

昔、行きつけの喫茶店がありました。
静かな落ち着ける場所で、食事も紅茶も美味しく、ゆっくりとくつろげる店でした。
ところが、いい店だったので雑誌で紹介されたらしく、どっと客が押し寄せ、行列ができるような店になってしまいました。
ゆっくりくつろげるどころか、「食べたのなら、早くどけ!」と言わんばかりの視線を浴びるようになり、とても落ち着いて滞在できる店ではなくなりました。
忙しいので店員たちも殺気立ち、接客の質も落ちていきました。
ブームに乗って行列に並んだ連中は「さんざん待たされた」「店員の態度が悪かった」という感想で帰って行くから、定着しない客でしょう。
こういう客がいい店を駄目にしてしまうのです。
私は10年ほど前、台湾を旅行したとき、屋台でタピオカミルクティーを飲んで、その美味しさを知りました。
以後、時々コンビニなどで買って飲んでいます。
タピオカブームが去ったときに、私は笑いものにされるのでしょうか?
そうならないよう、タピオカの良さが広まり、定着してくれることを祈るばかりです。

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