神戸市の教師間いじめ事件、男性教師2名を懲戒免職。首謀者は停職

事件・事故

処分の結果

コロナウイルスによる全学校の休校が騒ぎとなっていますが、そんな中、一時世の中を騒がせた教師間いじめ事件について、処分が下されていました。
結果的に、いじめ加害者4人のうち、特に手を出しだ回数の多かった男性教師2名が懲戒免職になりました。
首謀者と見られる女性教師が停職3ヶ月、もうひとりの男性教師が減給10分の1、3ヶ月となりました。
それ以外にも、パワハラ行為のあった前校長が停職3ヶ月、指導の甘かった現校長が減給10分の1、3ヶ月となりました。
その他、教育長の報酬削減や、教育委員からは報酬の一部を自主返納する動きがあったようです。

首謀者は停職止まり?

この結果を見て、個人的に疑問に思ったのは、ボス的存在だった女性教師が懲戒免職とならず、停職処分に終わっていることです。
神戸市教委は力関係よりも、いじめた回数の方を重視したようですが、少し違和感を覚えました。
確かにいじめでは、ボスより、子分がボスの名前を使って調子に乗ることがよくありますが、停職3ヶ月というのは少し甘くないでしょうか?
本人がどういう意思を示しているのかはわかりませんが、厚顔無恥な人物なら、3ヶ月後には教壇に立つことができます。
おそらく、4月の人事異動で教育委員会預かりか、教育センター送りになるかと思いますが、ほとぼりが冷めた頃に、復帰する可能性があります。
教師としての能力はどの程度かわかりませんが、学校はどこも人手不足なので、猫の手も借りたい学校なら引き受けてしまうかもしれません。
それにしても、いじめ被害者の教師から見れば、せっかく病気から復帰しても、この女教師が同じ神戸市教委内にいるのかと思えば、心穏やかでないのでは?

刑事処分の可能性は?

兵庫県警は加害者の4人を書類送検するようです。
ということは、せいぜい罰金刑か執行猶予付きの懲役刑というところでしょうか。
起訴されて有罪となれば、停職中の教師も失職ということになるのでしょうか?
そのあたりはよくわかりません。
示談となって、不起訴になるのが一般的にありえるパターンのようです。

教員免許はどうなるのか?

調べてみたところ、懲戒免職となることで、教員免許は失効となるようです。
しかし、剥奪というわけではなく、どういうわけか、3年ほどすると再申請可能となるようです。
中には過去にわいせつ事件を起こした教師に免許が再交付され、他の都道府県で教壇に立っている例もあるとか。
過去に不祥事を起こした教師のデータベースを作る話があったようですが、予算不足で実現していない模様です。

退職金などは?

懲戒免職になった場合、退職金は出ないようです。
なので、2名の教師には退職金は出ません。
しかし、停職処分になった教師が自主退職などした場合、退職金が出るようですね。
なんだかやりきれませんね。

最後に、個人的感想

思ったより、軽い処分だなと思いました。
全員、懲戒免職で良かったのではないですかね。
見せしめはよくないという人もいるかもしれませんが、教師が部下をいじめるというのは、さすがにひどすぎる話です。
おそらく、昔はもっとあったのでしょうが。
クビになった2名は今後、どんな人生を送るのでしょうか?
さすがに名前が出たので、教師として復帰することはないと思いますが、塾の講師など別の道もあります。
被害者に仕返しするなんてこともありえないか心配になります。
パワハラで「プチヒトラー」と呼ばれていた前校長も停職処分のようで、直接手を下さなければこの程度なんですね。
被害者は人生をめちゃくちゃにされたわけですが、加害者側がこの程度で終わることに納得が行くのでしょうか。
今後、裁判などあるのかもしれませんが、がんばって戦っていただきたいですね。
なにより、今後、このような事件が起こらないことを祈ります。

2020.03.11追記
加害教師4人が書類送検されたようです。
首謀者の女ボスは一族が教育一家だったようで、そのため処分が甘くなっているという報道がありました。
教育業界って不思議な世界ですね。

コメント

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