千葉ロリコン教師に懲役14年判決、女児7人が犠牲

書評・その他

はじめに

2013年から2018年までおよそ5年半、勤務していた千葉県の小学校で教師という立場を利用し、6歳から12歳までの女児にわいせつ行為を行っていたロリコン教師に判決が下り、懲役14年の刑が下されたようです。
その手口は悪質極まりなく、女児を教室や倉庫に呼び出し、陰部を触ったり、あるいは自分のモノをくわえさせたり、さらにはその行為を録画して一部はネット上に流出した可能性もあるとか。

全国に犠牲者がもっといるのではないか?

なんというか、言葉がありません。
もっと調べると余罪があるのではないですかね。
それ以前に、今も全国のどこかで同じようなことをしている教師がいるのではないかと思ってしまいます。
それもたくさん。
この事件は被害を受けた女児がたまたま親に話したことから発覚したわけですが、泣き寝入りして今も苦しんでいる女児や、心の傷を持ったまま大人になった女性がどこかにいるのではないでしょうか。
20年くらい前のニュースを今も覚えているのですが、若い男の教師が自分の教え子である女子高生に手を出した上、相手から関係の終わりを告げられたら、成績を意図的に何段階も落としたという事件がありました。
その当事者たちが今どんな人生を送っているのかわかりませんが、教師は生徒ひとりの人生をメチャクチャにできる権力を持っているわけで、それだけに高い倫理性が求められるはずなのですが、どうもそういう人たちばかりではないようです。
まあ、学校生活を思い出せば、ひとりくらいは変な教師に当たった経験が誰しもあるだろうし、昨今の教師がらみの不祥事の報道を見る限り、教師だから聖職者だなんて、今では誰も思っていないでしょうが……

立場を利用するのが悪質

そもそも教師という立場を利用するやり方がパワハラみたいなものですし、その部分も刑期に加えてもよかったのではないでしょうか。
就業時間中に堂々と、教師という立場を利用して性犯罪を行う手口からして卑劣きわまりないですが、動画まで撮っていたとは恐れ入ります。
何度も見返して興奮していたのでしょうね。
性欲はその手のお店などに行って処理しろという人もいるでしょうが、こういう教師はそういう店に行っても興奮しないのでしょう。
抵抗しない教え子を手籠にすることが何より大事だったはず。
性欲もあったでしょうが、自分は生徒にやりたい放題だという権力を振りかざすことで、自分はすごいんだぞ、と自己肯定感を高めていた可能性はあると思います。
おそらく、この男がロリコンであるのは、大人の女性には相手にしてもらえないような奴だったからではないですかね。

二度とこの男が教壇に立たないことを祈ります。

女児たちの人生をメチャクチャにしたわけで、やったことは心を殺したと言っても過言ではありません。
だから、個人的には死刑にしてもいいくらいだと思いますが、日本の法律は残念ながらそこまで行かないようで……
この元教師、36歳ということですから、懲役を終えても50歳ですか……まだ性欲が残っていそうですね。
被害女性のひとりは「一生、刑務所に入れてほしい」と語ったようですが、それもかなわなかったようで、気の毒としか言いようがありません。
出所するときはGPSを埋め込むとか、去勢するとか、そういう法律が作れないものかと思います。
それと、この男が出所したあと、二度と教壇に立つことがないよう、各都道府県の教育委員会は共有できるデータベースを構築しておいてもらいたいですね。

2019.12.25追記

2018年度にわいせつ行為で処分された教師の数は282人で過去最多だったようです。
一方、教員採用試験の倍率は過去最低という報道がありました。
教師の質の低下が懸念されますね。
待遇を良くするのもひとつの手段かもしれませんが、そうすると今度はカネ目当てで志の低い人間が教師になる可能性も高まるわけで、難しいところだと思います。

2020.9.16追記

これまで、教師は処分を受けてから3年経てば、教員免許が再取得でき、復帰することができたのですが、この年数を大幅に上げる検討がされているようです。
いくら再チャレンジができる社会を目指すといっても、盗撮やわいせつにわすが3年で再チャレンジされては困ります。
早く実現してほしいですね。

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