懐かしきLOGiN
「マイコンベーシックマガジン」、通称「ベーマガ」に続き、ついに「LOGiN(ログイン)」も2008年5月24日発売号をもって休刊となりました。
休刊といっても、実質的に廃刊なのでしょうね。
若かりし頃、ログインを毎月のように買い、ワクワクしながら読んでいたのを思い出します(最盛期には月2回刊となっていました)。
早くから海外のゲームや最新技術へも目を付けられていて、日本に「シムシティ」と「テトリス」を普及させたのはログインの功績が大きいと思います。
今も残るゲーム雑誌、「ファミ通」も元はといえば、ログインの1コーナーでした。
パソコンをビジネス方面ではなく、ゲーム方面に力を入れていたのが特徴的な雑誌でした。
編集者が顔出しするのがよかった。
最盛期には多数の編集者が顔出しで誌面に登場し、いろいろな企画をしていました。
高橋ピョン太さんやステルス松本さん、青柳ういろうさんや忍者増田さんあたりは、まだ業界で活躍されているようですね。
青柳ういろうさんは今やKADOKAWAのお偉いさんになっているようで驚くばかりです。
「天下統一」という戦国時代を舞台にしたゲームを50人くらいの編集者が集まって、各国の大名としてプレイする企画もありました。
「大戦略」というゲームを、参謀本部を作って遊ぶなんて企画も面白かったですね。
今ならオンラインで同じようなことが簡単にできるわけですが、当時はあこがれたものです。
それを先取りしていたのはすごいことだったかと。
各種コーナーも充実していました。
「ヤマログ」という読者投稿コーナーも面白かったですね(忍者増田さんはこのコーナーの投稿者から編集部入りされました)。
「信長の野望」や「三国志」がゲームとして人気だったので、歴史関連の記事も充実していました。
歴史ネタに強い編集者がたくさんいて、勉強になったものです。
兵器オタクの編集者がいたのか、「大戦略」や「提督の決断」というゲームの特集も結構充実していました。
「どきどきワクワク第一次世界大戦」という、今では怒られそうなキャッチフレーズで書かれていた記事を覚えています。
ゲーム雑誌受難の時代
今はインターネットで簡単に攻略法など調べられる時代ですから、こういう雑誌にはつらい時代なんでしょうね。
コンシュマー機の性能向上に伴い、パソコンゲームが最先端の技術を誇る時代ではなくなりました。
その結果、一時期、パソコンゲームといえば、エロゲーが主流になるよう推移していきました。
そういえば、ログインから分離して「eログイン」なるエロゲー専門の雑誌も出ていましたね。
ログインに限らずですが、一時期はベストセラーになっていたゲームの攻略本自体がインターネットによって、完全に横に追いやられました。
何度かリニューアルはされたようですが
エロゲー雑誌が隆盛を極め、さらにはコンシュマー機の方にゲームメーカーが流れた結果、パソコンゲーム全体が衰退していきました。
パソコン機器自体は普及して行ったのですが、ほとんどが仕事かインターネット目当てでした。
やがて、ネットでエロ画像が簡単に見られるので、エロゲー雑誌も衰退して行きました。
ログインも当然リニューアルされて時代を追いかけていたのですが、情報はネットで見られるようになりましたし、何より人気編集者たちも独立されて行ったのか、他の雑誌に移って行ったのか、知らない人たちばかりとなりました。
古い読者から見れば、別の雑誌になったような気がしましたね。
私はこの頃に読者ではなくなりました。
ちなみにライバル誌の「コンプティーク」は、角川書店の社長逮捕に伴う会社の分裂で、まったく違う雑誌になり、一時は見る影もありませんでした。
こちらは独自路線を貫き、それでもまだ続いているようですが……
惜しまれて終わるうちがいいのかも……
さびしいですが、今のままだとはっきりいってつまらない雑誌でしたし、ここらでひとくぎりをつけるのも良いのではないでしょうか。
押入れの奥にあるバックナンバーを取り出してきて、昔を思い出しますかねえ・・・・・・
2020.04.21追記・小島編集長について
ログインを一躍人気雑誌にした小島文隆編集長が2015年5月に亡くなっていたことを今更ながら知りました。
この人が仕切っていた頃のログインは神がかり的な面白さでした。
アスキー上層部と対立して、他の会社に移られたのが惜しまれます。
小島編集長が残っておられれば、ログインはまだ続いていたかも……
今更ですが、ご冥福をお祈りします。

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