「高橋名人のゲーム35年史」という本が出版される→読みました。

ゲーム

高橋名人とは?

今も活躍中ですが、80年代、日本中の少年少女を夢中にしたゲームの達人が高橋名人です。
本名は高橋利幸氏。
正体はハドソン社の広報担当者ですが、脅威の16連射をみんな真似したものです。
スターフォースやスターソルジャーというゲームで颯爽と敵を倒す姿に憧れました。
ちなみに私は12連射くらいが限界でした。
この高橋名人がこのたび、自身の生い立ちから名人誕生秘話、名人時代の逸話などを語る本を発売されました。
高橋名人ともうひとりの名人、毛利名人が映画で対決したエピソードや、逮捕された説などについて触れられているということです。

高橋名人逮捕説

逮捕説……ありましたね。
確か、一日警察署長をしたことが間違って伝わったとか。
逮捕された理由はボタンにバネを入れて、連射をごまかしていて、子供を騙したからだとか。
後に本当にバネを入れたら楽になるのか、名人は試されたそうですが、かえって押しにくくて大変だったようですよ。

高橋名人死亡説

あと、死亡説もありました。
これも連射がらみで、薬を使って手を震わせて連射をしていたとされていて、薬の使いすぎで死んでしまったとか。
誰がこんなネタを考えたのでしょうね。
噂を広める才能に関しては天才的だとは思いますが……
当時、ハドソンに子供からの問い合わせ電話が殺到して大変だったとか。
まあ、このあたりはこの本に書いてあることでしょう。

現在も名人として活躍中

ハドソンを退社しているものの、今もゲーム業界で活躍中の名人。
ハドソンでの最終役職は「名人」であったとか。
私から見れば、将棋の名人より、日本でもっとも名人という称号が似合う人です。
個人的には国体やオリンピックで「e・スポーツ」としてゲームが取り入れられるなら、代表監督になってくれないかとも思います。
この著書は読まねばと思います。

2019年追記・読みました

読みました。
なお、高橋名人はすでにeスポーツ関連の理事に就任されているようです。
本の内容については、前半が高橋名人とハドソンのことが中心です。
後半が関わって来たゲーム機のことや、思い入れのあるソフトについて語られています。
毛利名人を高橋名人自らスカウトしたことや、名人の称号が誕生したコロコロコミックとの関わりについても書かれていました。
全国キャラバンの裏話など、興味深い内容ばかりでした。
もちろん逮捕説や死亡説にも語られています。
ファミコン黎明期の歴史を知りたい方にはぜひ読んでいただきたいですね。

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